はじめに
大雪山と聞くとどのようなことが連想されるでしょうか。広大ななお花畑,日本で一番早い紅葉,ヒグマ,氷河期の生き残りナキウサギ....
でも、大雪山を登ろうと思っても,特に道外の人にとっては北海道の山全般に情報が少ないようです。
そこで,大雪山に関する情報を集めたページを作成しました。大雪山は,表大雪・東大雪・北大雪の3箇所に大きく分けられます。このページでは主に表大雪を取り上げますが,北大雪や東大雪についてもちょっとだけ取り上げます。掲載する内容はこれまで私が歩いて集めた情報をもとにしています。加えて,私も参加しているインターネットのほっかいどガイドメーリングリストや山登りメーリングリストで集められた情報も記載しています。
ただし以下の点に注意して下さい。
- このページに記載されている内容がもとで事故が発生しても責任はとりません。山の状況は刻々と変わります。その年によって夏の訪れや初雪など大きく異なります。データは最新ではないかもしれませんので注意してください。常に現地に問い合わせて最新の情報を集めるようにしてください。
- 記載されている紅葉などの見頃や各コースの所要時間は目安です。高山植物や紅葉の見頃はその年の気候によって前後します。あくまで私の体験に基づく目安です。直前に現地などに問い合わせたり市販ガイドブックを併用するなどしてください。
本州の有名な高層湿原である尾瀬ではたくさんの人が訪れる,オーバーユースの問題が起きています。が,山小屋の完全予約制の導入,平日への分散など,着実に効果をあげているそうです。
大雪山でもオーバーユースの問題があります。特に紅葉は見頃が短期間で終わってしまうためため9月中旬の土日や祝祭日に集中し酷い混雑となります。そして,登山道には人々々...私が訪れて以来,徐々にではありますが自然環境が荒れているように感じます。登山道の両脇が踏み荒らされて道幅が広がったり,湿原の木道脇が踏み固められてもはや植物が生育できなかったり,数え上げたらきりがありません。
でも,ちょっとした心がけで防げることもあります。
- 登山道から外れないで下さい。ぬかるんでいたり雪に覆われていても,ロングスパッツさえ付けていればへっちゃらです。コースによっては長靴ならもっと良いです。両脇の植物の生育しているところを歩かないで下さい。
- 湿原では木道から降りないで下さい。混雑してすれ違いにくくても,木道脇の柱や石に足をのせるだけですれ違うことはできます。デリケートな湿原は踏み固められるとなかなか元に戻りません。
- ゴミは捨てないで持ち帰って下さい。特に,タバコの吸い殻はその周辺の草花を枯らしてしまうと言われています。
- お花畑に入らないで下さい。夏はお花畑でも紅葉の時期は単なる広場にしか見えない場所もあり,よく休憩などで座り込んでいる人がいます。でも,そこは来年また植物が生育する場所なのです。
- 土日や祝祭日を外せば人も少なく快適な登山ができます
(まあ,これができれば苦労はないんですが...)。
- 道を外れていたりゴミを捨てている人を見かけたら注意してあげて下さい。紅葉の時期などは普段あまり山登りしない人も沢山来ます。そのような人達は自然がデリケートであることを知らないために登山道を外れたりしてしまいます。なかなか勇気がいるのですが,ほとんどの場合(やんわりと)注意すれば聞き入れてもらえます。自然を見たくてやってきているのですから,自分がしている行為がその自然を破壊していることに気づいてくれれば止めてくれます。
説教じみたことを書いてしまいましたが,大雪山の自然がいつまでもこのままであることを願っています。
加えたい情報,訂正したい情報,感想など大歓迎です。
メールでお知らせください。内容に関する問い合わせもメーリングリスト宛ではな管理人宛メールでお願いします。
大雪山ガイドの目次に戻る
ホームページに戻る